遺産整理業務受任者の役割とは
2024/05/28
「遺産整理業務受任者」という言葉を、耳にしたことのある方は少ないと思います。
遺産整理業務の代理人を指す言葉ですが、一体どのような役割を担っているのでしょうか。
今回の記事では、遺産整理業務受任者の役割について解説します。
遺産整理業務受任者の役割とは
遺産整理業務受任者とは主に、相続に関する代行業務を行う人を指し、司法書士・行政書士・弁護士といったプロがその役割を担います。
相続トラブルを減らす
遺産整理業務受任者は、相続人の相続トラブルを解消する役割を担ってくれます。
相続に関する調査や遺言書の有無を確認し、公平な立場から遺産分割のアドバイスを行ってくれるでしょう。
また、相続人が複数いる場合には相続トラブルが起こりやすく、遺産整理業務受任者が話し合いに参加することで書面にまとめてくれます。
まとめた文書は遺産分割協議書と言い、法的な効力があるためトラブルを防ぎやすくなるでしょう。
相続人の負担を減らす
遺産整理には、名義変更・金融手続き・公的書類の提出など多くの時間と労力がかかります。
なかには仕事が忙しく公共機関になかなか行けない方や、ひとりで手続きを行うのが不安な方もいらっしゃるでしょう。
そのような時、遺産整理業務受任者は遺産相続に関する手続きを代行してくれるため、相続人の負担を減らす役割を担ってくれます。
まとめ
遺産整理業務受任者は、相続トラブルや手続きによる負担を解消する役割を担っています。
公平な立場から遺産分割のアドバイスを行い、あらゆる手続きをサポートしてくれるでしょう。
『田村司法書士事務所』では、広島市で相続分野の問題解決に携わっております。
豊富な経験を活かして真摯にサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。