田村司法書士事務所

終活って何を行えばいいの?

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終活って何を行えばいいの?

終活って何を行えばいいの?

2024/04/10

終活という言葉が聞かれるようになって久しいですが、終活とは人生の最期を迎えるための準備とされています。

 

具体的には、自分の財産を確認、整理する。どのような最期を迎えたいか明確にし、書面に残しておく。家族や親しい人に向けたメッセージを残しておく。等があげられると思います。

 

これらの事項を書き残すための「エンディングノート」といったものも販売されており、活用するのも一つの選択肢です。

エンディングノートを利用すれば、ご家族や周りの方々に財産の内容やそれらをどのようにしてほしいか、さらにはご自身の思い、感謝の気持ちを伝えることができます。それもとても重要なことだと思います。

 

しかし、エンディングノートには法的な効力がありません。つまり本人の意思が明確であったとしてもエンディングノートによって不動産の名義変更手続きや金融機関での解約手続きを行うことはできません。

 

残されたご遺族等がこれらの手続きをスムーズに行おうと思えば、やはり法的な効力を持った遺言を作成する方法が有効です。

 

遺言書には主なものとして、「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」があります。

 

自筆証書遺言は文字通り自分で自筆する遺言です。いつでも手軽に作成できる反面、要件が明確に定められており、無効になってしまう可能性がある。保管場所や保管方法に気を配らなければならない等の注意点もあります。

 

一方、公正証書遺言ですが、これは公証人の面前で遺言の主旨を口述し、公証人が文章化してくれます。この文章を二人の証人とともに確認し作成されます。少しの手間と費用がかかりますが、無効になったりすることはなく、原本は公証役場で保管されますので、遺言の内容をより確実に実現しやすいです。

 

どちらも長所、短所がありますので、それぞれの状況にあわせて選択されるのがよいと思います。

 

田村司法書士事務所では遺言作成のお手伝いも承っております。

文案の作成や必要な書類の収集(委任状をいただいて行います)、公証人との調整等

 

どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

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遺言書で広島市での遺産紛争防止

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